2015年06月28日
The Ninja 定例会
入梅しましたが、今日の天気は晴れ。さらに涼しい風が吹く比較的恵まれたサバイバルゲーム環境。そんな中定例ゲームを行いました。最近はヴィジターの方が参加してくださることが多く、感謝しております。
さてフィールドはといいますと、今が一年中で一番草木が生い茂る南国のジャングル状態。身長を越す高さのブッシュが濃く茂り、5m以下の射程距離の超接近戦となります。
スタート前、チームメンバーで進む方向を割り振ります。これだけブッシュが濃いと、一点敵に抜かれると、一気に攻め込まれ後ろからBB弾を浴びることとなります。そのためそれぞれの役割と、担当ゾーンをしっかりと確認します。
ゲームスタート。目の前にはこのような視界が広がります。
すこしでも進みやすい道を探し、時にはブッシュを押し倒しながら道を作って前に進みます。進みながらも索敵はしっかり行う必要があります。視線は幅広く前方に向けながら進みます。これだけブッシュが濃いと、なかなか敵を見つけることができません。
ある程度進んだら、会敵ポイントに近くなります。足を止めて様子を伺います。敵の足音が聞こえるかもしれません。この様なフィールでは、経験半分、勇気半分で前に進みます。闇雲に進むだけだと待ち伏せされ、1mの距離からBB弾を浴びることになります。しかし恐怖心に駆られて足が止まってしまうと、敵に回り込まれてしまいます。経験と勇気のバランスが重要。
上の写真、これはブッシュの端、われわれが「ライン」と呼ぶエリアでの風景。3mの距離で敵と敵が向かい合っています。この距離でも始めはどちらも相手の存在に気づいていません。どちらかが先に気づくことになりますが、気づいてもブッシュをはさんでいるのでなかなかBB弾が抜けてゆきません。
一気に前に出てブッシュを弾が抜ける距離まで近寄るか、相手の裏をかいて、いったん戻って違うルートから相手の横へ接近するか、経験と判断力の勝負になります。銃の性能や、コテコテ付けた光学機器は役に立たない、人間と人間の駆け引きが行われます。
フラッグとフラッグの距離は約50m。何も障害物がなければ次世代電動ガンで弾が届いてしまう距離ですが、これだけ濃いブッシュの中では、20名以上のプレーヤーが動き回っても、まったく人の気配を感じない時もあります。しかし必ずどこかに敵が潜んでいます。
まず索敵。索敵能力を磨くことがすべての始まりです。次に前に出る勇気。これだけ濃いブッシュフィールドだと、地面に伏せてスコープを覗くなどということは愚の骨頂。とにかく索敵できる高さまで頭を上げて、まわりを確認しながら前に出ること。次に読み。相手の動きを読むこと。自分ならどう動くかと考えると、相手も同じ動きをする可能性があります。その裏をかいて敵の横か後ろに回る。もしくは敵が通りそうなところで待ち伏せする。しかし相手も経験豊富なゲーマーです。こちらの動きを読んでいるかもしれません。こんな駆け引きがつづく心理戦がこのフィールドでの醍醐味です。
利用できるものはすべて利用します。まず風。風が吹くと草木が揺れます。音もします。移動の瞬間です。風にまぎれて一気に敵に接近します。
どこかで撃ち合いが始まれば、それも移動のチャンスです。音のするところに敵がいます。
そしてチームの連携。味方の動きを人事の様に見ないこと。見方が何かすれば、それを補佐することを常に考える。重要なポジションを任されてもし撃たれてしまったら、大きな声でヒットコールを叫びます。それは味方に敵が攻め込んでくることを知らせることになり、それを聞いた味方メンバーはすぐにバックアップにまわるようにします。
ブッシュが濃いこの季節。一番わくわくはらはらのゲームを楽しめます。
さてフィールドはといいますと、今が一年中で一番草木が生い茂る南国のジャングル状態。身長を越す高さのブッシュが濃く茂り、5m以下の射程距離の超接近戦となります。
スタート前、チームメンバーで進む方向を割り振ります。これだけブッシュが濃いと、一点敵に抜かれると、一気に攻め込まれ後ろからBB弾を浴びることとなります。そのためそれぞれの役割と、担当ゾーンをしっかりと確認します。
ゲームスタート。目の前にはこのような視界が広がります。
すこしでも進みやすい道を探し、時にはブッシュを押し倒しながら道を作って前に進みます。進みながらも索敵はしっかり行う必要があります。視線は幅広く前方に向けながら進みます。これだけブッシュが濃いと、なかなか敵を見つけることができません。
ある程度進んだら、会敵ポイントに近くなります。足を止めて様子を伺います。敵の足音が聞こえるかもしれません。この様なフィールでは、経験半分、勇気半分で前に進みます。闇雲に進むだけだと待ち伏せされ、1mの距離からBB弾を浴びることになります。しかし恐怖心に駆られて足が止まってしまうと、敵に回り込まれてしまいます。経験と勇気のバランスが重要。
上の写真、これはブッシュの端、われわれが「ライン」と呼ぶエリアでの風景。3mの距離で敵と敵が向かい合っています。この距離でも始めはどちらも相手の存在に気づいていません。どちらかが先に気づくことになりますが、気づいてもブッシュをはさんでいるのでなかなかBB弾が抜けてゆきません。
一気に前に出てブッシュを弾が抜ける距離まで近寄るか、相手の裏をかいて、いったん戻って違うルートから相手の横へ接近するか、経験と判断力の勝負になります。銃の性能や、コテコテ付けた光学機器は役に立たない、人間と人間の駆け引きが行われます。
フラッグとフラッグの距離は約50m。何も障害物がなければ次世代電動ガンで弾が届いてしまう距離ですが、これだけ濃いブッシュの中では、20名以上のプレーヤーが動き回っても、まったく人の気配を感じない時もあります。しかし必ずどこかに敵が潜んでいます。
まず索敵。索敵能力を磨くことがすべての始まりです。次に前に出る勇気。これだけ濃いブッシュフィールドだと、地面に伏せてスコープを覗くなどということは愚の骨頂。とにかく索敵できる高さまで頭を上げて、まわりを確認しながら前に出ること。次に読み。相手の動きを読むこと。自分ならどう動くかと考えると、相手も同じ動きをする可能性があります。その裏をかいて敵の横か後ろに回る。もしくは敵が通りそうなところで待ち伏せする。しかし相手も経験豊富なゲーマーです。こちらの動きを読んでいるかもしれません。こんな駆け引きがつづく心理戦がこのフィールドでの醍醐味です。
利用できるものはすべて利用します。まず風。風が吹くと草木が揺れます。音もします。移動の瞬間です。風にまぎれて一気に敵に接近します。
どこかで撃ち合いが始まれば、それも移動のチャンスです。音のするところに敵がいます。
そしてチームの連携。味方の動きを人事の様に見ないこと。見方が何かすれば、それを補佐することを常に考える。重要なポジションを任されてもし撃たれてしまったら、大きな声でヒットコールを叫びます。それは味方に敵が攻め込んでくることを知らせることになり、それを聞いた味方メンバーはすぐにバックアップにまわるようにします。
ブッシュが濃いこの季節。一番わくわくはらはらのゲームを楽しめます。
Posted by 孤高のゲーマー at
22:26
2015年06月14日
The Ninja 定例会
入梅が発表され、雨が降るときもあれば真夏のような暑さの日もあるこの季節、草木が伸びるには最高のコンディション。
冬場は灰色だったフィールドも、今は亜熱帯のジャングルの様相。
高所からみるとそれほど生い茂っていないように見える河川敷も、直に立ってみると今では大人の身長を超える高さです。
このようなフィールドで闘うとき、信じられないかもしれませんが、ホップ機能を切ったほうが有利になります。その理由の一つ、初速が少しでも上がるのでブッシュをBB弾が抜ける力が強くなる。そしてもう一つが重要なテクニックで、ホップのかかっていない弾はドロップボールのように落ちるので、ブッシュに潜んでいる敵の頭に頭上から弾を落とすことができます。
ですからゼロインだの、ロングレンジ射撃など、今の電動ガンの性能や、ショップがしのぎを削っているカスタムガンの性能はほとんど役に立ちません。
今時のゲーマからは信じられないサバイバルゲームの世界がそこにはあります。
フィールドに入るとこのような光景が目の前に広がります。
どこに敵が潜んでいるのでしょうか。1m先か、3m先のブッシュの裏か。五感をフル活用して進みます。
道のような、道でないような道を進みます。時々は動きを止めてあたりの様子を探ります。ブッシュの向こうに足音が聞こえることがあります。敵も動いています。その足音が3mさきか、5mさきか、はては10mさきか、もしかしたら自分より前に出ている味方かも、いろいろな考えが頭をよぎります。
こんなとき頼りになるのは直感と経験です。このように生い茂ったフィールドでも、まず味方のポジションは気にするようにして頭に入れておきます。
そして敵が何を考えるか。どのように出てくるか、先を読むことが必要です。
ハラハラドキドキの時間が続きます。少しずつ前に出ます。敵はどこかにいます。アンブッシュしているかもしれません。
またはこちらの動きを察知して近寄ってきているかもしれません。五感をフル活用します。
濃いブッシュを進むと、視界の開けた場所に出ることがあります。視野が広がるのでほっとした気分になりますが、これは危険な瞬間です。やり手の敵ならここから顔を出すのを待っている事が多々あります。顔面にBB弾を浴びる可能性の高い瞬間です。
そういった攻撃に注意をしながら、ひらけた景色の中に敵の動きがないか索敵をします。
迷彩服を着ていても、索敵に慣れてくると濃いブッシュの中に僅かに見える敵を発見できるようになります。すかさずBB弾を撃ち込みます。「すかさず」撃ち込む事が大切です。スコープを覗いて狙って撃つ、なんてことをやっていると、敵はこちらに感ずいてブッシュに体を沈めます。
敵を発見してから0.5秒くらいで射撃できるようにすることが大切です。発射された弾を見て、弾道に修正が必要なら、修正をしてさらに間髪いれずに次の弾を撃ち込みます。
サバイバルゲームで大切なのは、光学機器やアイアンサイトでじっくり狙って撃つのではなく、体で構えたらどこに弾が飛ぶかを普段から覚えておくことです。発見した一瞬で正確にBB弾を撃ち込める様にする事が大切です。
この写真はゲームスタート前にフラッグ周りにチームメンバーが集まったところです。戦闘中でなくても、人はこれくらいにしか見えません。
すこし高いところに出て索敵をすると、このように見えます。相手が上手なら次の瞬間にヘッドショットされます。
このような景色の中に10名以上の敵が潜んでいます。
まず勇気を持って前に進むこと。撃たれてもそれが経験となり、技術の上達に繋がります。そして索敵、すばやい正確な射撃能力を身に着ける。長距離を狙えるカスタムガンや、高価な光学機器はまったく役に立ちません。
濃いブッシュのフィールドは非常に難易度の高いゲームになります。太い木が立ち並ぶ森、何もないところに人工の遮蔽物がある有料フィールドなどは、ブッシュの濃い自然のフィールドから比べると非常に索敵が楽に感じます。
河川敷でのブッシュ戦はThe Ninjaで30年以上継承されるテクニックの塊です。
冬場は灰色だったフィールドも、今は亜熱帯のジャングルの様相。
高所からみるとそれほど生い茂っていないように見える河川敷も、直に立ってみると今では大人の身長を超える高さです。
このようなフィールドで闘うとき、信じられないかもしれませんが、ホップ機能を切ったほうが有利になります。その理由の一つ、初速が少しでも上がるのでブッシュをBB弾が抜ける力が強くなる。そしてもう一つが重要なテクニックで、ホップのかかっていない弾はドロップボールのように落ちるので、ブッシュに潜んでいる敵の頭に頭上から弾を落とすことができます。
ですからゼロインだの、ロングレンジ射撃など、今の電動ガンの性能や、ショップがしのぎを削っているカスタムガンの性能はほとんど役に立ちません。
今時のゲーマからは信じられないサバイバルゲームの世界がそこにはあります。
フィールドに入るとこのような光景が目の前に広がります。
どこに敵が潜んでいるのでしょうか。1m先か、3m先のブッシュの裏か。五感をフル活用して進みます。
道のような、道でないような道を進みます。時々は動きを止めてあたりの様子を探ります。ブッシュの向こうに足音が聞こえることがあります。敵も動いています。その足音が3mさきか、5mさきか、はては10mさきか、もしかしたら自分より前に出ている味方かも、いろいろな考えが頭をよぎります。
こんなとき頼りになるのは直感と経験です。このように生い茂ったフィールドでも、まず味方のポジションは気にするようにして頭に入れておきます。
そして敵が何を考えるか。どのように出てくるか、先を読むことが必要です。
ハラハラドキドキの時間が続きます。少しずつ前に出ます。敵はどこかにいます。アンブッシュしているかもしれません。
またはこちらの動きを察知して近寄ってきているかもしれません。五感をフル活用します。
濃いブッシュを進むと、視界の開けた場所に出ることがあります。視野が広がるのでほっとした気分になりますが、これは危険な瞬間です。やり手の敵ならここから顔を出すのを待っている事が多々あります。顔面にBB弾を浴びる可能性の高い瞬間です。
そういった攻撃に注意をしながら、ひらけた景色の中に敵の動きがないか索敵をします。
迷彩服を着ていても、索敵に慣れてくると濃いブッシュの中に僅かに見える敵を発見できるようになります。すかさずBB弾を撃ち込みます。「すかさず」撃ち込む事が大切です。スコープを覗いて狙って撃つ、なんてことをやっていると、敵はこちらに感ずいてブッシュに体を沈めます。
敵を発見してから0.5秒くらいで射撃できるようにすることが大切です。発射された弾を見て、弾道に修正が必要なら、修正をしてさらに間髪いれずに次の弾を撃ち込みます。
サバイバルゲームで大切なのは、光学機器やアイアンサイトでじっくり狙って撃つのではなく、体で構えたらどこに弾が飛ぶかを普段から覚えておくことです。発見した一瞬で正確にBB弾を撃ち込める様にする事が大切です。
この写真はゲームスタート前にフラッグ周りにチームメンバーが集まったところです。戦闘中でなくても、人はこれくらいにしか見えません。
すこし高いところに出て索敵をすると、このように見えます。相手が上手なら次の瞬間にヘッドショットされます。
このような景色の中に10名以上の敵が潜んでいます。
まず勇気を持って前に進むこと。撃たれてもそれが経験となり、技術の上達に繋がります。そして索敵、すばやい正確な射撃能力を身に着ける。長距離を狙えるカスタムガンや、高価な光学機器はまったく役に立ちません。
濃いブッシュのフィールドは非常に難易度の高いゲームになります。太い木が立ち並ぶ森、何もないところに人工の遮蔽物がある有料フィールドなどは、ブッシュの濃い自然のフィールドから比べると非常に索敵が楽に感じます。
河川敷でのブッシュ戦はThe Ninjaで30年以上継承されるテクニックの塊です。
Posted by 孤高のゲーマー at
17:14