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The Ninjaの和気藹々とした定例ゲーム、他遠征ゲームをご紹介いたします。また40年近くつづくチームで培われたテクニックなども紹介してゆきます。

2015年06月28日

The Ninja 定例会

入梅しましたが、今日の天気は晴れ。さらに涼しい風が吹く比較的恵まれたサバイバルゲーム環境。そんな中定例ゲームを行いました。最近はヴィジターの方が参加してくださることが多く、感謝しております。

The Ninja 定例会



さてフィールドはといいますと、今が一年中で一番草木が生い茂る南国のジャングル状態。身長を越す高さのブッシュが濃く茂り、5m以下の射程距離の超接近戦となります。

The Ninja 定例会



スタート前、チームメンバーで進む方向を割り振ります。これだけブッシュが濃いと、一点敵に抜かれると、一気に攻め込まれ後ろからBB弾を浴びることとなります。そのためそれぞれの役割と、担当ゾーンをしっかりと確認します。

The Ninja 定例会



ゲームスタート。目の前にはこのような視界が広がります。

The Ninja 定例会



すこしでも進みやすい道を探し、時にはブッシュを押し倒しながら道を作って前に進みます。進みながらも索敵はしっかり行う必要があります。視線は幅広く前方に向けながら進みます。これだけブッシュが濃いと、なかなか敵を見つけることができません。

The Ninja 定例会



ある程度進んだら、会敵ポイントに近くなります。足を止めて様子を伺います。敵の足音が聞こえるかもしれません。この様なフィールでは、経験半分、勇気半分で前に進みます。闇雲に進むだけだと待ち伏せされ、1mの距離からBB弾を浴びることになります。しかし恐怖心に駆られて足が止まってしまうと、敵に回り込まれてしまいます。経験と勇気のバランスが重要。

The Ninja 定例会



上の写真、これはブッシュの端、われわれが「ライン」と呼ぶエリアでの風景。3mの距離で敵と敵が向かい合っています。この距離でも始めはどちらも相手の存在に気づいていません。どちらかが先に気づくことになりますが、気づいてもブッシュをはさんでいるのでなかなかBB弾が抜けてゆきません。

一気に前に出てブッシュを弾が抜ける距離まで近寄るか、相手の裏をかいて、いったん戻って違うルートから相手の横へ接近するか、経験と判断力の勝負になります。銃の性能や、コテコテ付けた光学機器は役に立たない、人間と人間の駆け引きが行われます。

フラッグとフラッグの距離は約50m。何も障害物がなければ次世代電動ガンで弾が届いてしまう距離ですが、これだけ濃いブッシュの中では、20名以上のプレーヤーが動き回っても、まったく人の気配を感じない時もあります。しかし必ずどこかに敵が潜んでいます。

The Ninja 定例会



まず索敵。索敵能力を磨くことがすべての始まりです。次に前に出る勇気。これだけ濃いブッシュフィールドだと、地面に伏せてスコープを覗くなどということは愚の骨頂。とにかく索敵できる高さまで頭を上げて、まわりを確認しながら前に出ること。次に読み。相手の動きを読むこと。自分ならどう動くかと考えると、相手も同じ動きをする可能性があります。その裏をかいて敵の横か後ろに回る。もしくは敵が通りそうなところで待ち伏せする。しかし相手も経験豊富なゲーマーです。こちらの動きを読んでいるかもしれません。こんな駆け引きがつづく心理戦がこのフィールドでの醍醐味です。

利用できるものはすべて利用します。まず風。風が吹くと草木が揺れます。音もします。移動の瞬間です。風にまぎれて一気に敵に接近します。

どこかで撃ち合いが始まれば、それも移動のチャンスです。音のするところに敵がいます。

そしてチームの連携。味方の動きを人事の様に見ないこと。見方が何かすれば、それを補佐することを常に考える。重要なポジションを任されてもし撃たれてしまったら、大きな声でヒットコールを叫びます。それは味方に敵が攻め込んでくることを知らせることになり、それを聞いた味方メンバーはすぐにバックアップにまわるようにします。

ブッシュが濃いこの季節。一番わくわくはらはらのゲームを楽しめます。







Posted by 孤高のゲーマー at 22:26